男性不妊によく使われる漢方はたくさんあります。その中でも精子の質を改善したい人におすすめなのは、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。これは消化機能を活性化させることによって体力や気力を高め、虚弱体質を改善してくれるという働きを持つ漢方薬で、活力がアップすることによって精子の運動率が高くなり、不妊治療効果が期待できます。

男性不妊でよく使われる漢方


参馬補腎丸(さんばほじんがん)も良く使われています。これも気力や体力をアップすることによって妊娠力を高めるという作用が期待できますが、補中益気湯と大きく異なる点は、これは精子の活力をアップするのではなく、精子の数そのものを増やす効果が期待できるという点です。

性欲がない方向けの漢方


性欲があまりない男性や、下半身の機能に自信がない人、また EDなどで悩んでいる人におすすめなのは、八味地黄丸(はちみじおうがん)です。これは下半身の機能を活性化して生殖機能や排尿機能を正常な状態に改善してくれる効果が期待出来る漢方薬で、性欲増強効果が期待できます。

六味地黄丸(ろくみじおうがん)にも下半身の機能を高めるという作用がありますが、こちらは下半身の機能不全であるEDや性欲が少ない人に大きな効果が期待できます。

冷え性向けの漢方


人参湯(にんじんとう)は全身の冷えを解消しながら血行をよくすることで、体を温めて全身の機能を活性化する働きを持っています。生殖器に関しては、体が温めることで機能が正常な状態に近づき、精子の運動率がアップしたり、質が向上するなどの効果が期待できます。

漢方についてのまとめ


漢方薬は、専門に取り扱っている薬局で症状を相談しながら処方してもらうことができます。西洋医学のように化学成分を使って起こっている症状を強制的に抑制するわけではなく、根本的な体質を改善するために行う治療法なので、一朝一夕で効果が起こるわけではありません。しかし、根本的な部分から体質を改善していきたい方に向いています。