母子手帳
母子手帳(正式名称は母子健康手帳です)は、お住まいの地域の市区町村役場に「妊娠届け出」を出すともらえる手帳です。いつもらえるの?って思う方や、病院でもらえるの?って思う方もいると思うのですが、母子手帳は、妊娠がわかったら、出来るだけ早めに役所にいって母子手帳をもらいにいくものなんですね。

という事で具体的に、使い方なども解説していきます。

母子手帳(母子健康手帳)の役割とは?


赤ちゃん
母子手帳の役割は、妊娠・出産の経過を記録していく事で、ママはもちろん、生まれてくる赤ちゃんの健康状態や、成長の様子、予防接種の記録などを残していくことで、何かトラブルがあった時に、医療関係者がすぐに対応出来たり、赤ちゃんが成長してから、何の予防接種を受けたか、受けていないかもわかるため、将来も役立つ手帳になっていきます。大体、妊娠中~小学校入学ぐらいまで手帳に記録していく方が多いですね。

母子手帳はどこでもらえるものなの?注意点は?


母子手帳は、お住まいの地域の市区町村の役所でもらえるものなんですが、1つ注意が必要です。それは、場合によっては、産婦人科で妊娠届出書を発行してもらう必要があります。

妊娠届出書は、地方自治体の窓口でもらって(最近では、自治体のホームページでダウンロード出来るようになっているところも多いです)、記入をして、住民票のある市区町村に届けるというケースと、産婦人科で妊娠届出書を発行してもらうケースが、役所によって違う場合があるんですね。(また、どちらも届ける時には、身分証明書とマイナンバーが必要になります。)

ですので、必ず事前に役所に確認を行ってみてください。

いつ母子手帳をもらえる?期限はある?


大体、妊娠がはっきりわかる3ヶ月目(8週目~11週目)ぐらいになると、居住地の市区町村役場に妊娠届を出して、母子手帳をもらえます。病院で、母子手帳をもらってきてくださいねって、言われる事が多いのでそのタイミングで、妊娠届出書を発行してもらったり、自分で書いて役所に届けを出します。

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届けを出すのに、期限は特にないのですが、妊婦健診が無料になったりするのが、母子手帳をもらってからになるので、妊娠がはっきりしたら、出来るだけ早く母子手帳をもらうのがおすすめです。



双子の場合は?


母子手帳は、赤ちゃん1人につき1冊なので、双子の場合は2冊もらう必要があります。

夫や家族に頼んでもらってもいい?


ママ本人だけじゃなくて、旦那さん、家族の方に頼んでもらってきてももちろん大丈夫です。その際には、本人確認ができる身分証明書が必要になります。(運転免許証、顔写真がない身分証明書は2点)あと、委任状、とママご本人のマイナンバーが必要になる場合があるので、注意が必要です。

妊娠中に引越しをした場合、新しい地域でまた発行してもらう必要はある?


母子手帳は、全国どこでも共通して使えるものなので、新しくもらう必要はありません。

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ただし、無料の妊婦健診などは地域によって異なるので、引っ越し先の役所で確認を!



もし紛失したら、母子手帳の再発行はできる?


母子手帳の再発行は、可能ですので、お住まいの地域の保健センターに母子手帳が紛失した事を連絡をしてみてください。ただし、今までの健診結果などは病院側に残っているかどうかは、病院による、という部分なので、再記入してもらえるかどうか産院に相談をしてみる必要がありますね。電話などでの対応は、個人情報にあたる部分なので難しいかと思います。

母子手帳の書き方


母子手帳の表紙
母子手帳は、まず病院側では、母子手帳には妊娠の経過や妊婦健診の結果、分娩の経過、出生時の赤ちゃんの状態や成長の様子、予防接種の記録など、必要なことが記入されていきます。

また、ママが記入するところでは、妊娠中や産後に気づいたことや感じたことなどを書き込んで、お腹にいる赤ちゃんの成長記録を日記のようにつけていくのが良いですね。

母子手帳への名前の記入は、どうしたらいい?


母子手帳では、保護者氏名を記入する欄がありますが、そこでは基本的には、ママの名前を書きます。地域によっては、記入欄が、2段になっている場合もあります。この場合は、パパとママ、二人の氏名を書きます。どちらが上の段にするか、とかは気にしなくても大丈夫です。

既往歴、職業などの書き方


既往歴は、しっかり書いた方がいいです。大きい病気はした事ない、と自己判断するのではなくて、少しでも病気で気になる事は書いておきましょう。

次に、意外と悩まれる方が多いのが、職業欄ですが、ここはそこまで、厳密に書く必要はありません。「会社員」「主婦」「学生」ぐらいで問題ないです。仕事に関しては、例えば美容師さんなど立ち仕事をしていると、お腹へのリスクなどが考えられるのですが、それは医師が、確認する事なので母子手帳にそこまで詳しく書く必要はありません。

ママが書いていく記録のポイント



まず、出来事は出来事として書く。

つわりの重さや、つわりで食べれたものなどを書いておくと、次の妊娠の時の対策になります。
他にも、体調の変化から起こる、トラブル、出血や腰痛、頭痛など書いておくことで、健診の際の健康状態の把握に役立ちます。医師への質問があれば、書いておきましょう。

それから、気持ちを書いていく部分としては、例えば、5ヶ月目ぐらい(16~19週)になると、早い人では、胎動を感じ始めるんですね。そこで、感じたことを素直に書いてみてください。
これも順調な経過を判断する大切な情報なので、初めて気づいた日を母子手帳に記入してみましょう。

また、忘れてはいけないのが、妊娠・分娩に係る緊急連絡先です。妊娠中の出血、破水などのトラブルは誰でも起こりうるものです。外出時に自分で連絡出来ない場合のために、必ず書いておきましょう。

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ママが書いていく内容は、妊娠中はもちろんですが、産後や子供が大きくなった時に読み返すことで、励まされたり、感動を思い起こすものになっていきます。ネガティブな事だらけにならないように、気持ちが落ち着いている時に、書いていくのがおすすめですよ^^




病院が記入する妊娠中の記録の読み方


妊娠中の記録
妊娠週数は、健診時に記入されます。11週1日であれば、11-1、11W1D というような記入されるのが多いですが、書き方は医師によりけりです。

子宮成長は、恥骨上部から子宮の一番上までの長さを計測したものです。妊娠20週目あたりから、赤ちゃんの成長具合や羊水の量を確認するために、測ります。

腹囲は、おなかの脂肪のつき方をチェックするために計測します。大体妊娠中期ぐらいから計測していきます。

体重は毎回体重の増え方を計測していきます。

血圧は左上に最高血圧、右下に最低血圧が記入されます。妊娠20週目以降に、高血圧になると、妊娠高血圧症候群かもしれません。

浮腫はむくみの有無が記入されます。むくみがあると+、ひどいむくみだと、++、なければ-と記入されます。

尿タンパクは尿にタンパクが出ているかどうか記入され、妊娠高血圧の症状の疑いも。
尿糖 尿に糖分がでているかどうか記入され、尿糖が続くようなら、妊娠糖尿病の疑いも。

その他 貧血があれば、血液の検査結果や、超音波検査による赤ちゃんの状態などが記入されます。特になにもなければ、空欄という場合もあります。

上手な母子手帳の使い方


続いて母子手帳を使う状況を紹介していきますね。

外出するとき


常にバッグに入れて持ち歩いておけば、出先で何かトラブルがあっても安心です。

定期健診するとき


定期健診事には、母子手帳は必ず持参して、窓口に提出します。
そうすると、その時の健診の結果が記入されます。自分で気づいたことや注意、質問なども母子手帳に書き、血液型などの血液検査の結果も貼っておきましょう。

入院するとき


入院用の荷物の中に母子手帳を忘れず入れておくこと。母子手帳には、分娩の経過や所要時間、出血量、出産時の赤ちゃんの状態などが記入されます。

産後


産後の母体の経過が記入されます。気づいたことや自分の気持ち、からだの状態などの書き込みのほか、赤ちゃんの成長の様子も記録しましょう。赤ちゃん健診や予防接種を受けるときにも持参して、小学校に上がるぐらいまでの記録を残していきます。