胎児への影響

かなちゃんかなちゃん

胎児の体にママの摂った栄養の影響が出てくるのはいつからですか?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

これは、妊娠する前から、というのが答えになりますね。妊活中から食事やタバコなどはママだけでなくて、パパにも影響してくる事になりますが、妊娠2~3ヶ月前から栄養などは胎児への影響を考えておいて欲しいところです。


れいこちゃんれいこちゃん

「胎教」という言葉があるように、お腹の中の胎児は、外部の刺激を物理的に受けることができるので、お腹の中の胎児に良い音楽とか、良い言葉など、ママやパパは色々やりたくなりますよね。


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

こうした胎教ももちろん胎児にとってはプラスになることではありますが、もっともっと胎児にとって大事なのは「ママから受け取る栄養」という最もダイレクトな部分だったりしますよ。具体的に説明していきますね。



胎児への影響はすでに始まっています。


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

胎児が成長する10か月は、いつの時期もとてもデリケートで大切な時期ではあるのですがそれでも1番大事な時期は「体の基本構造ができる妊娠初期」と言われています。


れいこちゃんれいこちゃん

妊娠初期って、胎児の体にとって本当に軸になる基礎ができてくる時期ですよね。



薬の影響をうける時期はいつ?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

そうなんです。この時期はママが飲んだ薬の影響も1番受けやすい時期で、同じ妊娠初期でも妊娠2ヶ月頃(妊娠4週〜7週末)までは、薬などに関しても1番影響を受けやすい時期になっています。なぜなら妊娠2ヶ月頃というのは胎児の重要な器官である中枢神経や心臓、消化器、四肢などの基礎ができる時期だからです。残留性のある薬(風疹生ワクチンやリウマチ剤の金チオリンゴ酸ナトリウムなど)は本当に注意が必要となります。


れいこちゃんれいこちゃん

妊娠2ヶ月頃、もしお薬を飲んでしまった場合は、どうしたらいいですか?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

まず、病院の先生に、何のお薬を飲んだか、いつ飲んだのか、という事は報告をしておきましょう。その上で、知っておいて欲しいのは、例えば日本で市販されている風邪薬や胃腸薬などの99%ぐらいはお薬の影響は特にないと安心して大丈夫です。日本のお薬の安全性の基準はすごく高いレベルで作られています。


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

ただし、もちろん飲まないに越した事はないです。あとは、先ほどお伝えした風疹ワクチンや、リウマチに関するもの、それから抗がん剤、高血圧の薬、てんかん、心臓発作などの持病のお薬などは、注意が必要です。必ず先生に相談しましょう。



またもっと詳しく知りたい場合は、「妊娠と薬情報センター」が開設されています。

かなちゃんかなちゃん

じゃあ、妊娠2ヶ月以降の時期はもう大丈夫ですか?


妊娠2ヶ月目以降は、食べ物・タバコ・アルコールの影響をうけやすい


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

ここまでに、妊娠初期、特に妊娠2ヶ月頃に薬の影響を受けやすいことをご紹介しましたが、妊娠2ヶ月を過ぎれば後は栄養面で胎児が影響を受けすことは少なくなるのかと言うとそれはまた異なります。妊娠3ヶ月〜4ヶ月頃は性器や口蓋の形成がまた終わっていませんので、薬やタバコ、アルコールなどの影響を大変強く受けます。妊娠5ヶ月頃(16週以降)くらいからやっと、薬などによる奇形を引き起こす心配が少なくなりますが奇形以外の影響は受け続けるんでsね。



れいこちゃんれいこちゃん

妊娠後期にママが解熱鎮痛剤を飲むと、胎児の循環に危険な悪影響を及ぼすことがあるんですよね?



サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

そうですね、そういう事例が出ています。このように、妊娠期間中にママが摂取するものというのは「いつの時期も」胎児に影響を及ぼします。これくらいなら大丈夫、という間違った認識で胎児の健康を危険にさらさないためにも妊娠期間中の栄養などに関しては、妊娠が分かった時点で助産師さんにアドバイスをもらうようにしておくのがおすすめです。



かなちゃんかなちゃん

食べ物とかは何がいいですか?



胎児の体に良い栄養とは?どんな食べ物を食べるといいの?


れいこちゃんれいこちゃん

わたしの身内は妊娠をすると「子どものために2人分は食べないと」なんてアドバイスをしてきそうです(笑)



サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

本当に昔は栄養やカロリー自体が多い時代でもありませんでしたから、そうした話も真に受けて2人分くらいの栄養を摂らないといけない時期もあったのかもしれないですね。しかし、現代においては2人分も食べていては妊娠時の高血圧や糖尿病の方が怖いので、特にカロリー的には「2人分」なんて言われることはなくなりました。


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

ただ、カロリー的に十分な現代であっても、本当の意味で栄養バランスが取れているかどうか違う話ですからね。



妊娠中の食事のとり方


妊娠中の食事の基本は太りすぎもやせすぎも避けることを前提にしておくのがおすすめですね。
まず母子に必要な栄養をとり、適正な体重増加を心がけることが大事です。

出来る事なら、毎日の食事は1日3回、決まった時間でとるのがおすすめです。妊娠中、食事と食事の間があくと、ものすごい空腹感が増す事がありますが、そこが頑張りどころです。食事のメニューは栄養バランスを一番大切に!

野菜多めで薄味の食事がおすすめ


特に塩分と糖分は控えめにするように心がけてください。塩分は大体1日10グラムまでにしておくのが良いですね。野菜を多めにしておくとカロリーが抑えられますし、必要なビタミン類の補給、お腹の調子を整えるための食物繊維も摂取できますからね。緑黄色野菜はメニューに取り入れると効果的です。冷凍野菜を使ってももちろんOKです。

体重管理と赤ちゃんへの栄養


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

妊娠中ってどうしても胎児に栄養を与えるという役割はもちろんですが、その後の出産と産後の授乳もあるため、体に脂肪がつきやすいんですね。さらに、ホルモンバランスが変化しているため、食欲が増して太ってしまう人も少なくありません。



れいこちゃんれいこちゃん

妊娠中太るとどんなトラブルがありますか?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

妊娠中に太るのがいけないというわけではなくて、痩せ過ぎでもよくないんです。胎児への栄養があまり行き届かないなんて事にもなるので適切な体重管理が大切になるんですね。


かなちゃんかなちゃん

どれぐらいの体重増加ならOKですか?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

基本的に、妊娠中の体重増加は、標準的な体重(BMIで18.5~25.0)の場合は7kg~12kg、痩せ気味の場合(BMIで18.5未満)は9kg~12kgぐらいを目安にしておくのがおすすめです。BMIが25.0以上の方は、先生に相談して体重コントロールしていく必要があります。



れいこちゃんれいこちゃん

体重管理はいつから行えばいいですか?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

妊娠中は週1回は必ず体重を測定をして、妊娠16週目ぐらいから、食事のバランスを考えた体重管理を始めていくのがおすすめですよ。



妊娠中の太りすぎ、痩せすぎは赤ちゃんにどんな影響がある?


妊娠中の太りすぎは妊娠高血圧症候群などの病気の引き金に。逆に必要な栄養をとらないまま出産に至ると、おなかの赤ちゃんが十分に育たず、低出生体重児になる可能性があります。

体重増減によるトラブル

太りすぎの場合・・・ 妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、微弱陣痛
痩せ過ぎの場合・・・胎児発育不全、低出生体重児、母体疲労

胎児のためにおすすめの栄養素は?


サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

母子手帳や親子手帳にあるように、胎児の成長のために大事な食事は「何か1つの栄養素を特化」することではなく、「バランスの良い食事をすること」です。



サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

ただ、胎児の成長過程の中で、しっかり摂取しておいた方が、胎児の奇形発生率が下がるとされている栄養素に「葉酸」があります。葉酸が不足すると、口蓋裂になりやすくなるということは、研究と調査ではっきりしていますし、現代人の通常の食事では、十分な葉酸が摂れていないもわかっています。



れいこちゃんれいこちゃん

妊娠中に限らず、女性は日頃から葉酸を意識して摂取した方が良いですね。



かなちゃんかなちゃん


逆にNGな食べ物や栄養素ってあるの?

サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

妊娠期間中にNGなものというのはアルコールや薬などがありますが、通常の食事で気を付けた方が良いのは「ビタミンA」ですね。



かなちゃんかなちゃん

ビタミンなのに???



サプリメント管理士みつさんサプリメント管理士みつさん

そうなんです。ビタミンAは皮膚を健康に保ったり、目の健康を保ったりしてくれる大事な栄養素ですが、基本的には通常の食事を摂取していれば不足はしないと言われている栄養素でもあるのです。ビタミンAに関しては妊娠12週までにビタミンAを連日15000 IU以上摂取した妊婦は、摂取量5000 IU未満の妊婦に比べて、水頭症や口蓋裂等、胎児奇形発生の危険度が3.5倍高くなるという報告もあります。妊婦のビタミンA摂取量としては日本では上限許容量が5000 IUとされているので、過剰な摂取をするのは控えるようにしましょうね。