魚介類には放射能問題によるセシウムや水銀など、体に取り入れたくない成分が含まれている場合があります。全ての魚介類にこれらの有害物質が含まれているというわけではありませんので、妊娠中だからと言って魚介類は一切NGにする必要はありません。

また、セシウムや水銀を多く含んでいると言っても含有量はごくわずかなので、うっかり食べてしまったからといって必ずしも胎児にマイナスの影響が出てしまうわけでもありません。しかし、どの魚にどんな物質が入っている可能性があるのかを知っておくことは、妊娠中や胎児のトラブルを未然に予防するうえではとても大切です。

妊娠中は気をつけた方がいいお魚


お寿司や刺身として食べることが多いマグロには、水銀が含まれている可能性が高いので、妊娠中の食べすぎには注意したほうが良いでしょう。良質のたんぱく質などが含まれていますし、さっぱりしたものを食べたい時にはピッタリの食材なのですが、妊娠中には胎児へのリスクを考えて、多くても週に1回までに制限したり、一回に食べる量は1人前を超えないように工夫することが必要です。

亜鉛などのミネラルが豊富な牡蠣やしじみなどの貝類、カニやエビなどの甲羅類は、汚染されている心配はないので、妊娠中でも好きなだけ食べて問題ありません。ただし、生食だと食中毒のリスクがあるので、普段は生食が大好きという人でも妊娠中だけはしっかりと加熱調理をするのがオススメです。

妊娠中でも食べていいお魚


水銀や放射能などの心配が全くない海の魚といえば、サンマがあります。サンマには、ホルモンバランスを整えたり、免疫力を改善するなどの作用があるので、妊娠中にはできるだけ積極的に食べたい魚介類と言えるでしょう。特に旬のサンマは美味しいですし栄養価値も高いので、妊婦さんにもおすすめです。

海に住む魚の中でも、海底近くにいるカレイは、放射能に汚染されている可能性が高いため、妊娠中は控えたほうが良いでしょう。また、日本近郊で採取されたホッケからも放射能が検出されたことがあるので、妊婦さんなら国産よりもアメリカ産の方が安心です。