タバコはダメ

妊活中というのは妊娠を実際にしている状態ではないので、タバコを吸っていたとしてもその影響が今後お腹に来てくれた胎児に「直接影響」することはほぼありません。例えば今日タバコを吸っていて、半年後にどうにか禁煙することができて、1年後に妊娠したとすると、今日のタバコの影響が1年後の妊娠でお腹に来てくれた胎児に直接影響をすることはほぼない、ということです。

では妊活中にタバコを吸うことは本当に大丈夫なのでしょうか?

妊娠中のタバコは絶対絶対NGですが妊活中は?


冒頭で、今日の喫煙が1年後の妊娠に直接影響をすることはほぼないとお伝えしましたが、これは飽くまで「直接的な」影響についてです。

実際にはタバコの喫煙は妊娠しやすさに影響を与えるので、妊娠をしたいと考えているなら端から喫煙はしない方が良いのです。というのも、タバコに含まれるニコチンやその他の有毒物質と言うのは、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの産生を抑え、さらには卵子の遺伝子異常を引き起こしやすくなることが分かっているからです。

つまり、タバコの喫煙は卵子の老化に繋がっていってしまいます。


そのことに加えて、喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者の方が閉経が早くなる傾向があるので、高齢出産が通常になっている現代では、妊娠可能な期間を長く持つためにも、タバコは絶対にすすめられないのです。


栄養の吸収も悪くなる


またタバコを吸うだけで抗酸化作用のあるビタミンCがどんどん破壊されてしまいます。栄養バランスを考えて食事をしても、タバコを吸うことによって、その栄養の吸収率が下がってしまい、活性酸素が増えたり、体を冷やしたりと、妊活においては、デメリットばかりです。妊活のために葉酸サプリを飲んでいても、当然タバコによって吸収が阻害されてしまいます。

女性の喫煙だけでなく


現代は社会的風潮が喫煙方向にあるので、同じ空間でも分煙がすすんでいて、タバコの煙が嫌であれば避けることもできます。

しかし家族内に喫煙者がいたりする場合は、どう避けてもタバコの煙を浴びてしまう時間は増えますね。実際にはタバコは自分自身が吸い込むタバコの煙より、周りの人が吸ってしまう副流煙の方が害が大きいと言われています。ですから妊活中の人は同居する家族やパートナーが喫煙者である時は、その人にも協力を求めるか、自分が行動を起こしてタバコの煙を吸わないようにするのが大事です。

しかしパートナーに関しては、その人の子どもを妊娠するために妊活しているわけなので、協力というよりむしろ率先してタバコを止めるなり、妊活中の女性の近くで吸わないように配慮をすることが何より大切になってくるでしょう。

タバコをやめられない場合


妊活中、どうしてもタバコをやめられない場合は、禁煙外来にいくのも一つです。タバコをやめるというのは、ダイエットと同じで意志の強さだけではどうにもならない事があります。ニコチンが体から抜けるには、半年から1年と言われているため、時間がかかるんですよね。最低でも、妊娠する3ヶ月前には、タバコはやめておいて欲しいです。

ですので、思い切って、禁煙外来に行ってタバコをやめられるように、協力してもらうといいでしょう。