妊娠中には頻繁に妊婦検診があり、体重の増加に関しては厳しく指導を受けることになります。妊娠中には栄養成分が胎児に優先的に送られますし、二人分の栄養摂取が必要になるため、妊娠前よりも食欲が旺盛になったり、お腹がすく頻度が多くなってしまう妊婦さんはたくさんいます。しかし、お腹がすくからと言って好きなだけ食べてしまうことは、太りすぎによる様々なリスクを伴うことになるので注意しなければいけません。

1リスク
太りすぎてしまうと、妊娠中毒症を起こしやすくなります。これは高血圧や尿蛋白が出てしまうという疾患で、病状が悪化すると胎盤の機能低下によって赤ちゃんに十分な栄養が届かなくなってしまったり、母体の腎機能が低下するために母子ともに命の危険を伴う状態にもなりかねません。また、太りすぎは妊娠糖尿病にもかかりやすくなり、流産や早産の可能性が高くなってしまうので気を付けなければいけません。

2ダイエット方法
妊娠中には、太りすぎたからと言って栄養バランスが崩れてしまうようなダイエットはNGです。赤ちゃんは毎日栄養を必要としているので、絶食系のダイエットや特定の食品ばかりを食べるようなダイエットはやめて、体を動かしながら脂肪を落とせるような方法を見つけたいものです。ハードな運動をする必要はなく、毎日ウォーキングやストレッチをするだけでもダイエット効果が期待できますし、マタニティクラスなどに参加するのも楽しくダイエットできる方法と言えます。また、食事内容を見直して、カロリー少なめの食事にすることもおすすめです。

3難産の可能性
妊娠中に太りすぎてしまうと、出産時には産道にも脂肪がついてしまうので、赤ちゃんが下がりにくくなり、分娩に時間がかかってしまうというリスクがあります。分娩に時間がかかると母体の体力が消耗したり、分娩時にトラブルが起こりやすくなってしまい、とても危険です。そうしたリスクを最小限に抑えるためには、出産前に太りすぎないように気を付けたいものですね。